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米ディズニーキャラ人種差別訴訟

 米国ではいつも誰かが誰かを訴えている、と思うほど訴訟ケースは多い。その中で最近1週間の内に2件、ディズニーランド相手にキャラクターに差別されたという訴訟が起こされている。2件とも差別理由は同じ。子供たちが「黒人だから」という。

 米紙ハフィントン・ポストなどによると、ディズニー相手に訴状を提出したのは、カリフォルニア州サンディエゴのブラックさんと、ロスアンゼルスに住むホワイトさん。どちらもアフリカ系アメリカ人。「人種差別」訴訟の立役者のファミリーネームがブラックとホワイトと、それだけでこれらのケースはニュース性があるようだ。

 昨年8月、ブラックさん家族は二人の息子を連れてロスアンゼルスのディズニーランドへ出かけた。「不思議の国のアリス」に登場する「白うさぎ」は、6歳のジェイソン君のお気に入りのキャラクター。その白うさぎに扮したスタッフは、ジェイソン君につれない態度で背を向け、ジェイソン君が白うさぎの手を握ろうとすると、ひょいと避けたという。しかし、この白うさぎは、後に白人の子供たちのグループには、ハグしたりキスをしたりと愛嬌をふりまいた。

 この白うさぎの態度に対し、ブラックさん夫婦は「ディズニーが方針を変え、子供たちに触れないようにしているのかと思ったが、後に白人の子供たちが来て白うさぎの態度が全く違うのに気づいた」と話した。ブラックさんはディズニー事務所に「差別された」と、撮った写真を提示して苦情を言った。ディズニーは500ドル相当のVIPパスを渡そうとしたが、ブラックさん夫婦は拒否。

 ブラックさんは、ディズニー側にそのスタッフを解雇し差別的行動をとったことを公に謝罪してほしいと要求している。

 一方、ホワイトさんは昨年12月、5歳の息子を連れて同じくロスアンゼルスのディズニーへ出かけた。母親のナスタシアさんは地元ABC 10 ニュースのインタビューに、「息子は腕をひろげ、『ドナルド、ドナルド』と言ったが、ドナルドは息子を無視して他の白人の子供たちの方へ行った。息子が写真をねだったが無視された」と話した。「なぜドナルドは僕と写真を撮りたくなかったの」と尋ねられ、ナスタシアさんは答えられなかったと言う。「侮辱されたと感じ、泣きたかった。これは差別だ」と語っている。

 ホワイトさんは、人種、性別などに基づいた差別を禁止するカリフォルニア市民権法侵害でディズニー側を提訴するという。

 この2件のケースは同じ弁護士ダニエル・ギレオン氏が担当。同氏は「キャラクターに扮したスタッフが人種差別者かどうか、白人かどうかわからないが、依頼人を他の白人の子と異なったように扱ったのは事実」と主張。ディズニー側にまず双方のケースの監視ビデオ提出を求めている。

 差別問題は根が深い。差別された者でないとわからない。この2件の差別が人種に基づいたものかどうかはわからないが、白うさぎもドナルドダックもすべての客に同様のサービスをしなかったようだ。

 しかし、今や21世紀、オバマ大統領も2期目就任を果たした。後に訴訟を起こすより、その時に親が白うさぎやドナルドダックに「ヘイ、うちの子供をハグしてよ。一緒に写真を撮ってやって」と言えないものなのか。もしキャラクターがそれでも無視したら、事務所に「白うさぎにハグさせろ。同じサービスを受ける権利がある」と主張すればいい。人種差別問題にもっていくより、夢の国のディズニーランドで子供を楽しませることの方が大切のように思える。3か月や半年後に弁護士を立てて訴訟とは、弁護士に仕事を見つけてやっているようなものだろう。

 米国での弁護士の数は人口比で世界NO.1。米国弁護士協会のデータによると、弁護士の数は201
2年で約120万人、医者・警察官・消防士より多いという。国民1万人当たり約40人の弁護士がいる。

KTLA-TV:ブラックさんへのインタビュー

マクレーン 末子

ブロッガー。2000年に渡米、現在アリゾナ州に在住・・・続きを読む

One response to “米ディズニーキャラ人種差別訴訟”

  1. koyasu

    おとなしい日本人はやはりこのアメリカであらかさまな差別をされてますよね
    ディズニーもしかりユニバーサルもしかり
    どこから来たのと聞かれても、、黄色人種は無視、、
    とにかくアメリカではお店であっても無視
    特にカルフォルニア
    白人たちが行った歴史、いまだに日本人を悪者にして
    日本が国際的に善行しても無視、金だけむしりとり
    国際的に何かやろうとしても妨害
    白人監督のもとでしか何もできない
    だからなのか、日本での着ぐるみさん達はしゃべらないけど
    日本以外でのアジア諸国での白人観光客の横暴と身勝手な主張の強さを見るにつけ
    どなたか成敗してくれないか、、と思ってしまう
    特に英語しかしゃべれない人たちとフランス語しかしゃべらない人たち

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